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リハビリテーションとは?

「リハビリ」というと私たちは単に「=歩行訓練」の事だと思いがちです。リハビリテーションという言葉の語源は「Re(再び)」「Habilis(ふさわしい)」「ation(状態にする)」という3つの単語となっており、その意味はこの言葉の通り「再び適した状態にする」、「生活機能の低下により人間らしく生きることが困難になった患者の人間らしく生きる権利の回復」です。

そう、リハビリテーションとは「機能の回復」やその人(動物)らしく生きられるように手助けしてあげることのすべてをいい、歩行訓練だけではなく介護や介助、バリアフリー化などの環境整備もリハビリの一環となります。

動物の場合、自分で上記のような事はできないため必ず飼主が手助けをしてあげる必要性があります。どれだけ動物が回復を望んだとしても手助けがなければ、犬はリハビリができません。飼主のサポートを愛犬は必要としているのです。

ONE&Co.で行うリハビリテーション

老犬のQOL向上・・・ワンコも加齢によって人間と同じように運動機能が低下します。運動機能が低下すると今までと同じ量のフードを食べているだけでも太ってしまったり、動かないことで筋肉が落ち、さらに動くことが難しくなってゆくという悪循環に陥ります。運動機能の維持・回復や適切な体重への減量を目的に行うことによって身体の負担を軽くし、ワンコと飼主様がより快適に暮らす手助けをします。

手術後のリハビリテーション・・・手術後の機能回復のためや筋力低下を防ぐためのトレーニングも効果的ですが、手術後のリハビリテーションの場合はかかりつけのお医者様に運動の制限があるかどうかをご確認いただいてからお越しいただければと存じます。

肥満犬のダイエット・・・肥満傾向にあるワンコはもちろん、これから肥満にならないためのエクササイズもリハビリテーションです。飼主さんは「うちの子は普通体形」と思われている場合でも実は既に肥満ぎみの状態となっている可能性もあります。トリミング等でいらっしゃった際にBCS(ボディ・コンディション・スコア)を測らせていただくことが可能です。

健康維持のため・・・老犬でも肥満でもなく健康だけれど運動不足、といったワンコが健康維持を目的としたフィットネスとしてエクササイズを行うこともリハビリテーションの一環です。筋肉量を増やしてより健康に長く生活するため運動しましょう。

バランスボールを使ったリハビリテーション

リハビリの種類ー生活環境の改善ー
おうちの環境や普段の生活をヒアリングし、改善の必要なところがあればアドバイスいたします。(滑る床材・高さのあるソファやベッド・ケージの大きさ・階段・隙間・だっこの仕方など)
ー食事管理ー
BCS(ボディ・コンディション・スコア)を使って現在の肥満度を評価。排便の回数や大きさ、フードの量や回数などヒアリングし、食事内容改善のアドバイスをいたします。
ー物理療法ー
寒冷療法:ホットパックや温灸で温め、血行促進痛みの緩和や組織の伸展性を改善します。
温熱療法: アイシング・アイスマッサージで炎症の抑制や痛みの緩和を促します。
ー水療法ー(真夏のみ屋上に設置のプールにて実施)プールでのリハビリテーション
水の中で動く事で骨や関節への負重が軽減されるため、陸で歩くよりも楽に歩行訓練することができます。※心臓疾患の可能性がある場合は禁忌となります。
ー徒手療法ー
マッサージ、ストレッチ・メディセルケア・関節可動域運動
障害物を使用したリハビリテーション風景ー運動療法ー
キャバレッティレール:ハードルをゆっくり跨いだりくぐったりします。(関節可動域やバランス感覚の改善、筋力強化)
ダンス運動:後ろ足のみを使って前へ後ろへ歩く運動です。(後肢の筋力強化や関節可動域の改善)
波打ち際での散歩:不安定な足場でわざと歩行する事で無意識に足を高く上げて歩いてくれ、バランス感覚を鍛え運動効率を上げます。
円形歩行、八の字歩行、ジグザグ歩行、引綱歩行:患部のある足を積極的に使ったり体幹を鍛えます。
Sit to Stand、Down to Sit、Hand to Hand:お座りから立つ、伏せから座る、リハビリテーション風景お手を近く~遠くでする等の動きでそれぞれ前足・後足の強化や関節可動域の拡大を狙います。
トレッドミルトレーニング:トレッドミルを使用してワンコに合わせた適切なスピードで歩きます。ダイエットや夏季の散歩がわりとして効果的です。

飼主様に守っていただきたいこと

不調は獣医へご相談ください・・・ONE&Co.は医療機関でも獣医でもないため、ONE&Co.で行うリハビリテーションは治療ではありません。あなたのワンコに不調が見られる場合は重大な疾患がある可能性もあるため、まず獣医へお見せください。

月1回で半年で良くなりたい?・・・リハビリテーションはジム通いのようなものです。月に1回、半年間(全部で6回)通ったくらいでひょろひょろからムキムキには誰だってなれません。何度もリハビリテーションに通い、日頃からおうちでできるリハビリテーションを行っていただく事で効果が発揮されます。数回の施術で大幅な改善は期待しないでください。

リハビリテーションの大切さを知ってください・・・動物は自分自身で自ら努力することは困難ですので、ほぼ必ず人間の協力が必要になってきます。大切な家族の一員だからこそ、飼い主様がリハビリテーションの効果や大切さを知っていただき、積極的にワンコのリハビリテーションに関わってください。ONE&Co.はそんな飼い主様とワンコを全力でサポートいたします。

おすすめのご利用方法

リハビリテーションとはいうものの、人間が医療機関で行うような痛みも伴う治療に近いリハビリテーションとは異なり、ワンコのリハビリは運動の一環・遊びの延長といえる内容となりますので気軽に始めていただきたいと思います。まずは可能であれば一時預かりで何度か通っていただき、場所に慣れてから簡単なメニューからリハビリテーションを開始していただくのがおすすめです。週に2回を半年間続けていただくと目に見える変化を感じられる可能性があります。(ワンコによって変化を実感していただける期間は変わりますが、リハビリをしなかった場合と比べてリハビリをしたほうがはるかに体力はついています。)

リハビリの際にはまず筋肉をほぐすためのマッサージやストレッチ、メディセルケアを実施します。この部分に約30分を要します。十分に体をほぐしたら、運動療法を実施します。運動療法は集中力も要するため一度に長くは出来ませんので15分程度となります。途中おやつをあげたり休憩をはさむためすべての所要時間は1時間程度となります。リハビリのご利用の日にはおやつがいつも以上にたくさんもらえますので、朝ごはんは少な目にしてお越しください。

リハビリ後はおしっこがたくさん出ますのでご留意ください。また、のども乾きますのでお水を切らさないように注意してあげてください。

どのようなプログラムのリハビリがお勧めかはワンコによって異なります。まずはONE&Co.の一時お預かりやペットホテル・トリミングメニューをご利用いただき、現在の状態を見させていただいてからお勧めの運動療法をご案内させていただきたいと思います。

ご利用料金

施術するペット料金所要時間
ワンコ(~10kg)¥5,500円1時間弱
ワンコ(10~19kg)¥6,600円1時間程度
ワンコ(20~34kg)¥7,700円1時間強

※価格はすべて税込表記です。

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